スタッフブログ

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マツエク素材について

こんにちは!恵比寿徒歩2分の上質マツエクサロン、Eyelash Holic!です。
前回は、ご質問の多い、シングルエクステとボリュームラッシュ、どっちがどうなの?ということについてでしたが、今回は、またまたご質問に多い、「セーブルとシルクって??」についてお話したいと思います。

 

まつ毛エクステは、自毛の一本一本に人口毛を、接着剤で張り付けて長く、太く見せる技術。
すごーーくアナログと言えばアナログです。
その装着される【人口毛】は、マツエクが一般的になってきたこの10年ちょっとほどの中、段々進化?しつつあります。

 

基本的に、シルク、ミンク、セーブル、など呼ばれていますが、これらはあくまで呼称、呼び方で、実際にシルクやミンク、セーブルで出来ているものはほぼありません。化学繊維ですね。
シルクが一番古い?定着の歴史を持っていて、しなやかでシルクのように美しい…そんな加工が謳われていて、かつてはこのメーカーのシルクとこのメーカーのグルー(接着剤)
を使うとモチが良い!なんていう「都市伝説」もありました。

そして、そのツヤツヤしなやかなシルクから、更に柔らかさを追求した、ミンクが登場します。ミンクのように柔らかで軽い…。そんなイメージですね。
ミンク加工のラッシュ(人口毛)は、シルクに比べて、先が細く、軽くなっていて、毛質も柔らかです。そのため、管理の問題か、多くがシートに張り付けて販売されています。

さらに、もっと細い、もっと装着感が軽い、そんな追求から、セーブルと呼ばれるものが発売されています。こちらは、ミンクよりももっと細く、軽い加工で、装着感がとても自然が売りです。根元付近からきゅーっと細く加工されていると一般で言われています。

 

さて、簡単に、メリットまとめを☆

 

・シルク …  エッジが効いた、パリッとした目元を演出できる。
マスカラを塗ったような目元、はっきりぱっちりさせたい。
少ない本数でも存在感がある。本数次第でいろいろ楽しめる。
デメリットは、高品質素材のものを選ぶ必要がある(安いものはごわつきや負担の懸念)

 

・ミンク …  軽い装着感とほどよい密集感が欲しい時。
本数を入れても、エクステの存在感を感じさせず、キレイな目元でいたい。
デメリットは、メーカーにより存在が分かりにくい。

 

・セーブル … とても軽い装着感。本数を入れても、ナチュラルで上品イメージ。
エクステを毎日の生活に密着させても存在感を自分も忘れたい。
自毛の負担を軽くしたい。
デメリットは、存在感が薄い。

 

こんな感じでしょうか。
ただ、多くの工場のセーブルは、シルクに比べて、加工する際の材料の問題か、軽くはありますが、私は少し固めの素材感を感じます。

 

同じ太さ、本数でも、シルクとセーブルでは、仕上がりが変わってきます。
仮に同じメーカーや工場でのもので、基盤が同じものとしたら(ここ重要です!メーカー差あります)、同じ本数、長さ、太さであればの仮定で、

 

●モチはセーブル、デザインのしやすさやお手軽さはシルク、真ん中がミンク●

こんな感じでしょうか。
メーカー差があるので、何ともお客様には判断が難しいところではあります。
ミンクはメーカーにより、シルク扱いだったりセーブル扱いだったりもします。

よく問われる【自毛の負担】ですが、これは、太さもですが、長さ、そして本数、なにより、【工場の製品】によるところも大きいですね。

実際、他店様の装着でいらして、これはセーブルです、これはシルクです、と言われて装着されていらっしゃるのが、明らかに違うもの、と言うのはかなりあります。
販売側が、これはシルクです、セーブルです、と言われれば、施術者はそのままそれをお客様にお伝えします。

でも!Eyelash Holic!では、文字通り世界中からのラッシュを実際に使いながら、マツエク業界の流れを長年見守って参りました。
例え、メーカーが超高級!と言っても、そうでもないときはあります。
それを自分の中でいかに客観的かつ効果的に判断するか…それが、よいサロンの力であると本当に口をすっぱーーーくして生徒さんにはお伝えしています。

個人的には、とても品質の良い、軽いしなやかなシルク加工のものを太さ長さをミックスしてオーダーメードで仕上げるのが好きです。施術者としては、シートのセーブルを揃えてつける方がその時その時のばらつきがなく、早く楽かもしれませんが…。

まだまだ進化しそうなこの素材開発。
世の中の女性を美しくするため、世界中が頑張っているのです☆
マツエクは、数か月で取れていくので、その場に応じて、いろいろ楽しんでみてくださいませ☆

このお話は、今現在のものなので、まだまだアップデートして、そして更に細かくお伝えし続けていきたいと思います

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